単行本出版記念展『航海記』の旅がはじまる 赤井都×山小屋ブックス

2025年5月23日(金)-27日(火)
14時-19時
会場:Gallery and shop 山小屋

先へ、先へ漕いでいけばいいのです———

豆本作家・赤井都によって、2016年に 限定三30部で制作された豆本『航海記』。
クラウドファンディングでのご支援を受けて、ついに単行本として生まれ変わりました。

ひとり舟を漕ぎ続ける「私」の航海。

出会いと別れ、希望と哀しみが交錯する———
海の色のように、読むたびに景色を変える、 深く静かな余韻が残る一冊です。

単行本では新たに英訳を加えました。
『航海記 Notes from a Voyage』をこれから全国の書店へ届けていきます。

その初めの一歩として山小屋で展示販売します。
ぜひ、新たな門出を見届けにお越しください。

『航海記』にまつわる作品が一堂に会する展示です。

*単行本は、初版に限り限定300部の未綴じを販売します。
*2024年に新たに発行した限定300部の豆本『航海記』読書席三年後版も販売します。
*zine『航海記日誌』も販売します。
*単行本初版2000部は、5月19日頃から全国の書店に並びます。

詳しくは、山小屋ブックスのサイトへ

『航海記 Notes from a Voyage』

赤井都 著 
スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ 訳


定価:本体 2,200 円+ 税 ISBN978-4-911550-00-7 C0093
2025年5月25日 山小屋ブックス発行
B6 変形判 /80p/ 角背上製/ 活版別丁扉付き/ 糸かがり綴じ

装丁· 本文組版 高野美緒子
装画  吉成虎維
表紙· 本文画  赤井 都
扉活版印刷  三木弘志(有限会社弘陽)
校閲  田中 栞
印刷· 製本  中央精版印刷株式会社

協力 
アーサー·ビナード 
川内有緒 
コン トヨコ 
ラウラ·ウーリ ·ドミンゲス 
リチャード· ウィリアムス


<展示クレジット>
企画/新谷佐知子 
撮影/市川勝弘
DMデザイン/高野美緒子 
会場構成/新谷佐知子+吉成虎維


赤井 都  Miyako Akai   著者
豆本作家、ブックアーティスト。自作の物語をそれにふさわしい形の本にしたいとの思いで、豆本制作を続ける。2006年、ミニチュアブックソサエティ豆本コンクールで日本人初のグランプリを受賞(『籠込鳥』)、2022年までに五回の受賞を重ねる。ルリユール、書籍の修理と保存の技術を習得。オリジナル作品に『雲捕獲記録』『寒中見舞』『月夜のまひる』、著書に『豆本づくりのいろは』『そのまま豆本』(河出書房新社)、『楽しい豆本の作りかた』(学研パブリッシング)などがある。
https://kototsubo.com

 

 

 

スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ Swastika Harsh Jajoo  訳者
詩人。インド出身で福島県浪江町在住。東北大学大学院国際文化研究科で言語学の修士号を取得。現在はF-ATRAs (一般社団法人双葉郡地域観光研究協会)のマネージャーとして勤務しつつ、英語、日本語、ヒンディー語、ウルドゥー語の翻訳と通訳を行う。オンラインで詩の作品を発表。  https://www.sjajoo.com