豆本『航海記』のものがたり 赤井都×山小屋ブックス
2024年11月1日(金) –10日(日)
※会期が延長となりました。
14時–19時
11月5日(火)は休廊です
この本と生きたいと思った————
航海記のものがたり
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主人公である「私」が、どこかの海にいてひとり舟を漕いでいます。
あるとき同じように舟を漕いでいる他者の気配を感じます。「おおい」「おおい」と呼びかけ合いながら、しばらく並走して同じ時を過ごしますが、またひとりになる。 ひとりに戻って、それでも舟を漕ぎ続ける、そんな物語。
私は『航海記』と出会って、この本と生きていきたいと思いました。この物語は、私が私として生きていく道しるべになってくれる。
作者である赤井 都さんとともに、三年かけて新しい形の豆本『航海記』をつくりました。
今だからこそ作れる形や色になっています。
あなたの『航海記』と出会いにお越しください。
この物語は、多分あなたのものがたりだから。
新谷佐知子
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新版『航海記』は、本文を活版で印刷した手製による限定本です。
装丁は3種類、言壺装(20部)、海の窓装(50部)、雁垂装(210部)。
展示期間中、山小屋とOnline Shopでご予約をお受けいたします。
Online Shopページへ
https://yamagoyabook.thebase.in/
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<展示クレジット>
企画/新谷佐知子 文・絵・書籍設計/赤井 都 活字製版・印刷/三木弘志(弘陽)
海の窓装 染め紙/吉成虎維 写真/市川勝弘 DMデザイン/高野美緒子
赤井都(あかい・みやこ)豆本作家・ブックアーティスト
Miniature Book Society会員、東京製本倶楽部会員。2006年、ミニチュアブック協会(本拠地アメリカ)の国際的な豆本コンクールで、独学で初めて作ったハードカバー豆本で日本人初のグランプリを受賞し、2007年連続受賞。2006年より個展、グループ展、ワークショップ講師多数。オリジナルの物語とその世界観を表す装丁に惹き付けられるファンは多い。10年かけてルリユール工房「パッセ・カルトン」「書籍の修理と保存」「デコール」受講終了。2016年、3度目のミニチュアブックコンペティション受賞。香港、アラブ首長国連邦の政府招待で現地にて豆本ワークショップを行う。2018年、2019年、豆本を広めた貢献がミニチュアブックソサエティから表彰された。著書に『豆本づくりのいろは増補新版』(河出書房新社)、『そのまま豆本』(河出書房新社)、『楽しい豆本の作りかた』(学研パブリッシング)。
スペシャル企画
クラウドファンディングに挑戦中!
人生という航海の灯台となる一冊、豆本作家・赤井都が書いた物語『航海記』を全国の書店に届けたい!
もっとたくさんの方々に『航海記』を届けるため、豆本とは別に書店版の本の制作も始動しました。
その資金の応援をクラウドファンディングで募っております。応援よろしくお願いいたします。
クラウドファンディング MOTION GALLERYサイトへ