山本志保 ろうけつ染め「海の宇宙」

2023.5.25 the - 5.29 mon
12:00-18:30

素潜りが大好きな私は、海の中だとワクワクして懐かしい気分になります。
自分の中にある様々な海の表情を、のれんや座布団の作品にしてみました。
飾っても使ってもgood!です。
身近に置いて海を感じていただけたら嬉しいです。

<ろうけつ染めとは>
溶かした蝋(ろう)を筆にふくませ、布に輪郭線を描くことから始まります。その内側に染料を塗ることで、色が滲まずに布に絵を描くことができます。手描きによる蝋の線は、やわらかくて素朴な味わいです。何度も蝋と染料を塗り重ね、最後にベンジンで蝋を落とす時…どんな色が現れるかとドキドキする瞬間です。その後、蒸気で30分ほど蒸して染料を布に定着させます。最後に水洗いをして、余分な染料を落とします。仕上げまでにかなりの手間がかかります。

山本志保染色家

25歳で染色に出会い、働きながら東京染色美術学校夜間部でろうけつ染めを学んだ後、久保田一竹染色塾にて友禅染の技法を学ぶ。染色に励むこと早30年!
名古屋に生まれ、東京、横浜と移り住み、現在は横浜市金沢区の穏やかな海と山がお気に入りです。

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